科目名: □テラコッタ表現特殊研究T
担当者: 久保 制一
対象学年 | クラス | [001] | |
講義室 | 開講学期 | 通年 | |
曜日・時限 | 単位区分 | ||
授業形態 | 単位数 |
準備事項 | |
備考 |
講義の目的・ねらい(講義概要) | テラコッタによる彫刻作品の制作と素材研究。 彫刻を志した時から慣れ親しんできた素材である粘土を、塑造の中間造形素材(石膏に置き換えられ最終的にはブロンズやポリエステル樹脂となる)としてだけ捉えるのではなく、粘土そのものの制作プロセスを大事にして、焼成することで実材と変容する素材としての「粘土」を再認識し新たな発見と柔軟な造形思考の元での彫刻空間の表現を展開していく。 |
講義内容・演習方法(講義企画) | 前期と後期のそれぞれ数日間の集中講義として開講する。制作期間の限定された中で、テーマと素材、フォルムとマチエール、技法と大きさなどの関係を探りながら、ひとつの作品を粘土で作り上げる。細心の注意を払い乾燥させ、窯詰めして、焼成をする。そのプロセスのなかで、焼成することにより、粘土が実材となっていく実感を体験する。焼き上がった作品はパーツを接合し、修正しながら、着色などをほどこして「彫刻作品」として成立するよう仕上げる。最後に全員の作品を並べ講評会を実施する。 テーマは年度により異なる。テーマにそった研究・制作を深めるための学外授業を実施する場合もある。 |
評価方法・評価基準 | 平常の制作への意欲・態度、作品の完成度などで総合評価する。 |
履修の条件(受講上の注意) | |
教科書 | |
参考文献 | |
特記事項(その他) | 別途、粘土などの素材代を徴収する |

